フランスの街中でよく見かける、タバコ屋さんの看板。
この看板、『carotte にんじん』と呼ばれているらしいです。笑
時代を遡ること、1960年。法律によってすべてのタバコ屋さんはこの『carotte にんじん』の看板を掲げないといけなくなったとか。この赤い看板、タバコ屋だ!と一目でわかるのはいいこと、でも、なんで『carotte にんじん』と呼ばれるのか?!
元は、17世紀のタバコの売られ方に由来します。当時のタバコは、ひもでくくられたタバコの葉が小さな束で売られていて、それがにんじんを連想させ、タバコを吸うには、先端をすり砕く必要があって、それがまたキッチンでの野菜の下準備を思い起こさせたらしく、いつしか、『carotte にんじん』と呼ばれるようになったらしいです。
私はタバコを買わないので今までタバコ屋を探したり、看板もたいして注意してみてなかったんですが、どこも同じ "にんじん形" の赤い看板ですが、よく見ると、いろいろなデザインがありました。
今では辞書で調べることはなくなった『carotte』、改めて調べてみると、たしかに、『(たばこ屋のにんじん形の)赤い看板』という意味も書かれてました^^
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by paris_camera
| 2017-02-07 00:00
| *なるほど&なんで?